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MRI検査とは
MRI検査(MRI=MagneticResonanceImaging:磁気共鳴画像診断装置) MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。 様々な病巣を発見することができますが、特に脳や、脊椎、四肢、また子宮、卵巣、前立腺等の骨盤腔に生じた病変に関して優れた描出能が知られています。また、色々な病気の早期発見、診断にMRI検査は有効とされ研究が進んでいます。 乳がん検査においては、MRI検査でしか描出できない多発乳がんが存在することは近年の論文で数多く報告され、Orelらは全体のn34%の症例にマンモグラフィにて検出できない多発乳がんを認めたと報告されています。 (乳がん診療ガイドライン2008 検診・診断から引用)
MRI検査で発見できる病気
MRI検査は脳や脊椎、膝、肩、子宮、卵巣、血管などの検査を得意としており、また、色々な病気の早期発見、診断にMRI検査は有効とされ研究が進んでいます。
MRI検査中の注意事項について
検査時間は検査室に入ってから出るまで概ね20分~40分です。(検査部位・条件により異なります 検査中はただ横になっているだけです。 (出来るだけ体を動かさないでください) 検査中に気分不快などの異常を感じた場合には、ためらわずに連絡ブザーを押してお知らせください。 (検査中には検査室のスタッフとマイクを通して会話ができます) 検査中は工事現場のような様々な機械音がします。また、途中で音が変わっても故障ではありませんのでご安心ください。
次のような方はMRI検査を受けられないことがあります。※必ずスタッフに申し出てください
1.心臓ペースメーカーが留置されている方
 
2.人工内耳、人工中耳の方
 
3.血管へのステント置換術を8週間以内に受けられた方
 
4.古い人工心臓弁の手術を受けられている方
 
5.眼に微細な金属片が入っている(または入っていると疑わしい方)
 
6.チタン製以外の脳動脈瘤クリップが入っている方
 
7.金属の義眼底の方
 
8.骨折によりボルト固定がされたままの方
 
9.躯幹全体に入墨のある方
 
10.避妊リングを体内に入れている方
 
11.妊娠中、妊娠の可能性がある方
 
4、5、6、7については手術日時が古くカルテも保存されていない場合が多いために患者様ご自身でも材質がわからないケースが多く見受けられます。 当クリニックでは術後10年をひとつの目安としてそれ以前に施行された手術による人工物が体内にある場合には基本的にMRI検査はお勧めしないことにして おります。但し、製造メーカー、手術をされた病院などがわかれば問い合わせて材質が確認できる場合もありますのでご相談ください。
10について 検査部位に近い場合、画像に影響が出る場合があります。
詳しくは当クリニック放射線科医にご相談ください。
※頭部、特に眼の周辺の検査の場合に、お化粧を落としていただくことがあります。 瞳の色を変える目的のカラーコンタクトレンズは材質的に金属が使われている場合がありますのではずしてご来院いただくか、検査前にはずしていただきます。 ※金属(磁石に付くもの)を身体に身に着けていると、画像が乱れて検査に支障をきたすだけでなく、MRI装置に金属が磁力で引っ張られて、飛んだり、装置に 引っ付いたりするので大変危険です。また、下着で、金属のワイヤーが入っているブラジャーやボディスーツ等は着用していただくことは出来ません。
お着替えについて
検査は検査着に着替えて行います(一部の検査を除きます)。 下記のものは検査室への持込厳禁ですので注意をしてください。 眼鏡/ピアス・イアリング/ネックレス/ヘアピン/腕時計/鍵/入れ歯/携帯電話/磁気カード/エレキバン/使い捨てカイロ

3テスラ MRI ~より進化した「3T品質」~

近年MRI検査において、より高度な検査内容が要求されますが、そういった臨床ニーズに応える為に、 今回、全身領域で高精細な画像が得られる3テスラMRI(ドイツ・シーメンス社製)を導入致しました。